IE9やIE8にダウングレードするとEXEファイルがダウンロードできない不具合の対処法 | All Home Page 株式会社

All Home Page 株式会社1社完結! WEB集客も 東京都西東京市 ホームページ制作会社

MENU

Facebook Page

IE9やIE8にダウングレードするとEXEファイルがダウンロードできない不具合の対処法

IE9やIE8にダウングレードするとEXEファイルがダウンロードできない不具合の対処法

弊社は今年度、自治体等の入札に参加する事を目的に昨年末Windows7のPCを購入し準備してきました。
事務用にWindows8は持っていたのですが、JAVAを使用する入札システムが一昔前のPC環境にしか対応しておらず、入札システム利用のためだけにひとつ前のOSを搭載したPCを買う事になりました。

2013年11月、PC売り場にはすでにWindows7はほとんど無く、若干機種のあったLenovoのPCを買いました。
その際、OSが、Windows7 32bit機を買えば、これほど苦労はしなかったかもしれませんが、購入したPCのOSはWindows7 64bit機でした。

 

購入したPC:Lenovo Thinkpad E430c (実はこのPC、W7の32/64両方動作OKだそうです)
搭載OS:Windows7 64bit
初期IE:IE10

 

入札システムを利用するには、Windows7 OSの場合は、32bit,64bitの両方に対応しています。(認証局もそのような場合が多いです)
しかし、ブラウザはIE8かIE9の32bit でなければならない。(認証局も同じです)

 

それを確認し、まず、IE10をIE9にしようと考えました。
プログラムの削除から消す、もしくはその画面左にあるWindows変更あたりから削除するとIE9が出てきました。
その時点で、「すべてのプログラム」を開けるとIE9 64bitとIE9という2つのアイコンがあり、64と書いていないほうが32bit版です。

 

しかし、このIE9 32bit版を利用して入札資格申請をしていこうとしましたら、ログインは問題なかったのですが、申請プログラムのファイル(EXEファイル)がダウンロードできなかったのです。ポップアップも何も開かない状態でした。
入札システムのサポートに連絡しても、「初めてのケース」といわれ、いろいろやっても原因がわからずでした。

 

このIE9に問題があると考え、これも削除しましたら、最終的にIE8が出てきました。
IE8 32bit版でシステムを利用しましたら、やはり同じ、プログラムファイル(EXEファイル)のダウンロードができず、今度はポップは開くものの、エラーメッセージがでて開けませんでした。

 

この間、IEの設定を変えたり、セキュリティソフトを削除してみたり、Lenovoのサポートに電話したり(親切な対応をしてくださいました)入札システムの技術担当さんにも電話したり(親切に対応いただきましたが、やはり例がないとの事で原因不明)、セキュリティソフトのソースネクストは電話番号がわかりにくいくせに、全く繋がらず断念、認証局のNTTネオメイトの女性の方に有力な情報をいただき試す事に。…実にここまでで、本来の事業ができずにまる2日の格闘となってしまいました…笑

 

やっと原因となるものと対処法がわかりました。

 

Windows7 64bit OSでは、IE9より上のバーション等は、サイトから32bit版をダウンロードできても、OSに、これは64bitじゃなーい!と拒否されてしまうため、インストールができません。

 

そこで、プレインストールのIE 32bit版をベースにします。(自分の場合、どんどん削除してIE8 32bit版が残っていたので、それを元にしました)
そして、IEのUPDATEを繰り返して行きました。IE8がIE9になり、次はIE11になりました。(2014.01.08時点)そして、このIE11は32bit版のままアップグレードできました。←ここ大事です。

 

有効な対処法として、一度しっかりアップグレードしてからIE11,10などを削除してIE9に戻すと、ファイルがダウンロードできないという不具合は発生しないそうです。(購入した時点でIE10を消したため、IE9やIE8の互換性がないファイルが残って不具合を起こすらしいです。)
本来、買った時点で一度しっかりアップグレードしてからIE9などにすれば良かったのでしょうね!

 

自分は、IE11の最新版のまま、入札システムのホームページを出し、その際、「互換性表示」にサイトを登録して進めましたら、IE11のまま、ログインもダウンロードも正常に行えました。(入札システムや認証局での動作環境ではIE11は不可となっていますが)

 

もしかすると、動作環境では、使用するJAVAとIEが32bitである事が最も大切なのかもしれませんね!IE9以降では、ブラウズする際に「互換性表示」を使えばいけちゃうわけですし。。。
まる2日間苦労しましたが、IEの32bitのベースから始められた事は正解でした。1E10以降になると、アイコンは1つになっちゃいますからわかりにくいです。Cドライブ、プログラムファイルの(X86)などの表記があるほうが、32bit版です。PC機種は他のメーカーでも同様の症状があるので関係ないようです。そのPCが作られた際のWindows7 OSとIEの組み合わせによっての事象です。

 

2014年3月にXPのサポートが終了します。PCの買い替えでWindows7を買って入札システムに備える方もあるかもしれないと思い、参考までに書いておきます。


DATE:2014/01/08  CATEGORY:NOTES
TAG:,,