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301リダイレクトに日本語ドメインを宛てる場合の注意・日本語ドメインの周辺サービスでの適応状況

301リダイレクトに日本語ドメインを宛てる場合の注意・日本語ドメインの周辺サービスでの適応状況

日本語ドメインですが、ずいぶん広まってきて、それに伴う周辺技術もだんだんと対応してきているように思えます。

日本語検索に関して考えると、やはりかなり有利になると思います。

 

 

301リダイレクトファイルに記述する日本語の部分をpunycodeにする

 

この度、地元でクリニックを開院していらっしゃるお客様がクリニック名を変更するにあたり、日本語ドメインを採用する事にしました。

名称:◯◯クリニック URL: marumaru.com

名称:◯◯△△クリニック URL:www.日本語文字.com

という感じです。

 

旧ドメインを管理しているサーバー内に301リダイレクトのファイルを設置しました。

その際、新ドメインの中にある日本語はそのままだとうまくリダイレクトしません。

日本語を含んだドメインをDNSサーバー等で扱えるようにするにはpunycodeという英数文字列に変換する必要があります。

日本語をpunycodeに変換してくれるサイト:http://punycode.jp/

たとえばここでドメイン名である「日本語文字」という日本語部分だけをpunycodeにして前後のwww. と.com を組み合わせればリダイレクトする際のドメインができます。

 

 

301リダイレクトファイルの記述方法

 

301リダイレクトファイルですが、サーバーがその機能(mod_Rewriteが使えるApacheサーバー)に対応している必要があります。

 

 

301リダイレクトファイルは.htaccessというファイルに記載しますが、この拡張子で作ってしまうとPCからは見えないファイルになってしまうので、htaccess.txtというファイル名にしてテキストファイルとして編集し、サーバー上にアップロードしファイル名称を変更します。

 

古いドメインはwww付きとネイキッドドメインの両方が新ドメインへリダイレクトするようにします。(2行目から3行目、6行目から7行目)またこのドメイン名配下のフォルダにアクセスしてきたすべてのアクセスを新ドメイン配下の同ファイルへリダイレクトさせます。(4、5行目)

 

これは、ウェブサイトの中身は変更なく、ドメイン名のみを付け替えているので、旧ドメインのSEO的資産を新ドメインへ永久にリダイレクトする事により、旧ドメイン資産をそのまま引き継ぐ処置となります。

 

ドメインの付け替えによるロスを極力減らす措置と言えます。

 

 

日本語ドメインへのサービス対応状況

 

いくつかのインターネットサービスでは、日本語ネイキッドドメインは使えない(登録できない)状況にありましたので、www付きの日本語ドメインを正式ドメインとしました。

(2017年2月現在)

 

Google Analytics , Google Search Console ・・・ 日本語のネイキッドドメインは登録不可でしたがwww付きならば箇所によっては日本語のまま登録可能、punycodeならば登録可能。

 

MTクラウド・・・ www付きならば設定可能。ただし、punycodeで登録したほうが良い。(再構築時にエラーがでたりする)

 

FONT PLUS(日本語ウェブフォント)・・・綺麗な丸ゴシックを表示したい為、利用。

ここでは、www.日本語文字.com、www.punycode.com、日本語文字.com、punycode.com など、全部を登録しました。デバイスにより日本語対応状況が異なるらしく、URLを前方一致で判断しているとの事でデバイスによって送られてくるコードが異なるそうです。

(※不思議な事にiphone7で見た際、未だにウェブフォントが出たり出なかったりする。笑)

 

検索に強い日本語ドメインですが、いざ周辺サービスを利用しようとすると、対応していないサービスもあり、サポートに問い合わせたりとなかなか大変でした。

 

ところでpunyの意味ですが、直訳だと「うんざり」です。日本語がうんざりコードって。。。笑


DATE:2017/03/11  CATEGORY:NOTES
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